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🚀 n8nで業務を自動化!ノーコードツールの導入から実践活用まで 🤖

Last updated at Posted at 2025-03-18

こんにちは😊
株式会社プロドウガ@YushiYamamotoです!
らくらくサイトの開発・運営を担当しながら、React.js・Next.js専門のフリーランスエンジニアとしても活動しています❗️

最近、業務効率化のためのツールとして「n8n(エヌエイトエヌ)」を使い始めたのですが、これがとても便利なんです!
今回は、このオープンソースのワークフロー自動化ツールについて、基本から応用まで分かりやすく解説していきます。プログラミング初心者の方もこの記事を読めば、n8nを使って業務自動化への第一歩を踏み出せること間違いなしです💪

n8nとは?🧩

n8n.png

n8nは、オープンソースのローコードツールで、様々なサービスやAPIを連携させて業務フローを自動化できるプラットフォームです。
簡単に言うと、「こんなときに、こうしたい」というワークフローを視覚的に組み立てられるツールということですね。

例えば、こんなことが可能です:

  • GitHubのissueが作成されたらSlackに通知する
  • JSONデータを自動的にスプレッドシートに取り込む
  • Webサイトからデータを定期的に収集する
  • ローコードでチャットボットを開発する

他のツール(ZapierやIFTTT)と違って、n8nはセルフホスティングが可能で、データを自分のサーバー内に保持できるのが大きな特徴です。

n8nの基本概念📚

n8nの世界では、ノードワークフローという概念が重要です。

  • ノード:特定の処理を行うブロックのこと。例えば「Slackに投稿する」「データをフィルタリングする」などの機能を持つ[^6]
  • ワークフロー:これらのノードを接続して作成した業務フローのこと

これを図で表すとこんな感じです:

n8nのインストールと起動🚀

それでは早速、n8nを始めてみましょう!インストールは非常に簡単です。

Dockerを使ったインストール

docker run -it --rm \
  --name n8n \
  -p 5678:5678 \
  -v ~/.n8n:/home/node/.n8n \
  docker.n8n.io/n8nio/n8n

npm経由でのインストール

npm install n8n -g

インストールが完了したら、次のコマンドで起動します:

n8n start

これだけで、ブラウザから http://localhost:5678 にアクセスすると、n8nのダッシュボードが表示されます!簡単ですね✨[^6]

最初のワークフローを作ってみよう🔧

n8nを起動したら、実際にワークフローを作成してみましょう。今回は「GitHubのissueが作成されたらSlackに通知する」という簡単なワークフローを例に解説します。

ステップ1:ワークフローの作成

  1. 「Create New」ボタンをクリック
  2. 「Blank Workflow」を選択

ステップ2:トリガーノードの追加

  1. 「+」ボタンをクリック
  2. 検索バーに「GitHub」と入力
  3. 「GitHub Trigger」を選択
  4. 認証情報を設定
  5. トリガーイベントとして「Issue」→「Issue Created」を選択

ステップ3:出力ノードの追加

  1. GitHub Triggerノードの右側の「+」をクリック
  2. 検索バーに「Slack」と入力
  3. 「Slack」を選択
  4. 認証情報を設定
  5. 「Channel」「Message」を設定

ステップ4:完成したワークフロー

このように、ノードを繋げるだけで簡単に自動化ワークフローが作成できます。

カスタムノードを作ってみよう🛠️

n8nのすごいところは、既存のノードだけでなく、自分だけのカスタムノードも作れることです!これによって、n8nの可能性が無限に広がります。

カスタムノードの作成手順

  1. まずはn8nのノードスターターキットを使用します[^6]:
# スターターキットのクローン
git clone https://github.com/n8n-io/n8n-nodes-starter.git

# ディレクトリ移動
cd n8n-nodes-starter

# 依存関係インストール
npm install
  1. package.jsonの設定を変更します:
{
  "name": "n8n-nodes-my-custom-node",
  "version": "0.1.0",
  // 他の設定
}
  1. ノードの実装を行います。以下は簡単な例です:
カスタムノードの実装例
import { IExecuteFunctions } from 'n8n-core';
import {
  INodeExecutionData,
  INodeType,
  INodeTypeDescription,
} from 'n8n-workflow';

export class MyCustomNode implements INodeType {
  description: INodeTypeDescription = {
    displayName: 'My Custom Node',
    name: 'myCustomNode',
    group: ['transform'],
    version: 1,
    description: 'カスタムノードの説明',
    defaults: {
      name: 'My Custom Node',
    },
    inputs: ['main'],
    outputs: ['main'],
    properties: [
      {
        displayName: '対象テキスト',
        name: 'text',
        type: 'string',
        default: '',
        placeholder: '処理したいテキストを入力',
        description: 'このテキストを処理します。',
      },
    ],
  };

  async execute(this: IExecuteFunctions): Promise<INodeExecutionData[][]> {
    const items = this.getInputData();
    const text = this.getNodeParameter('text', 0) as string;
    
    // テキストを大文字に変換するだけの簡単な処理
    const result = text.toUpperCase();
    
    // 結果を設定
    items[^0].json['result'] = result;
    
    return this.prepareOutputData(items);
  }
}
  1. ビルドしてn8nに読み込ませます:
# ビルド
npm run build

# リンク作成
npm link

# n8nのカスタムノードディレクトリに移動
cd ~/.n8n/custom

# リンク
npm link n8n-nodes-my-custom-node

  1. n8nを再起動して、新しいノードを使えるようになります![^6]

カスタムノードを変更した場合は、必ずnpm run buildを実行してから、n8nを再起動する必要があります。

実践的なユースケース💼

n8nを使った実践的なユースケースをいくつか紹介します!

1. データ収集と分析の自動化

  • Webサイトから定期的にデータを収集
  • JSONデータを解析して必要な情報を抽出
  • Googleスプレッドシートに保存
  • 結果をメールで通知

2. 顧客サポートの効率化

  • 問い合わせフォームからの情報をWebhookで受け取る
  • AIを使って感情分析を行い緊急度を判定
  • 高緊急の場合はSlackに通知、それ以外はCRMに登録

3. マーケティング活動の自動化

SNSやブログの更新を一度の操作で複数プラットフォームに展開:

n8nの使用上の注意点⚠️

n8nを使う上での注意点もいくつか紹介します:

n8nは「ノーコード」を謳っていますが、実際には高度なカスタマイズにはJavaScriptの知識が必要なケースが多いです。完全にノーコードを求めている場合は注意が必要です。

Webhookノードを本番環境で使う場合は、右上の「Inactive」ボタンをクリックして「Active」状態にする必要があります。テストモードではリクエストを常時受け付けません。

n8nとの相性が良いツール🔄

n8nと組み合わせると効果的なツールをいくつか紹介します:

  1. Slack/Discord - チームコミュニケーションと連携
  2. Google Sheets/Airtable - データ管理との連携
  3. GitHub/GitLab - 開発ワークフローの自動化
  4. OpenAI API - AI機能の組み込み
  5. MySQL/PostgreSQL - データベース操作の自動化

まとめ:n8nで始める業務自動化の第一歩🏁

この記事では、n8nの基本概念から実践的な使い方まで幅広く紹介しました。n8nはその柔軟性と拡張性から、多くの業務自動化シナリオに対応できる強力なツールです。

特に以下のようなケースでn8nの導入を検討してみてください:

  • 複数のサービス間でデータを連携させたい
  • 定型業務を自動化して時間を節約したい
  • APIを活用した複雑なワークフローを構築したい
  • データプライバシーを重視してセルフホスティングしたい

n8nはオープンソースで始められるので、まずは試してみることをおすすめします。業務効率化の新たな扉が開けるはずです!

最後に:業務委託のご相談を承ります

私は業務委託エンジニアとしてWEB制作やシステム開発を請け負っています。最新技術を活用したレスポンシブなWebサイト制作、インタラクティブなアプリケーション開発、API連携など幅広いご要望に対応可能です。

「課題解決に向けた即戦力が欲しい」「高品質なWeb制作を依頼したい」という方は、お気軽にご相談ください。一緒にビジネスの成長を目指しましょう!

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