はじめに
Scrum Alliance認定資格(CSM/CSPO/CSPなど)を更新するために必要な「SEU(Scrum Education Units)」の取得方法と申請手順について、自分の備忘録も兼ねてまとめます。
SEUとは?
- SEU = Scrum Education Unit
- Scrum Alliance認定資格を更新するために必要なポイント
- 資格ごとの必要SEU数例:
- CSM(認定スクラムマスター): 20 SEUs
- CSPO(認定プロダクトオーナー): 20 SEUs
- CSP(認定スクラムプロフェッショナル): 40 SEUs
SEUの主な獲得方法
カテゴリ | 内容 | 取得例 | 自動反映 |
---|---|---|---|
Category A | Scrum Alliance主催イベント・トレーニング | Webinar、Global Scrum Gatheringなど | ✅ |
Category B | Scrum/Agile関連の外部トレーニング | 社外講座、Udemyなど | ❌(手動申請) |
Category C | 書籍・記事・動画などの自主学習 | 記事を読む、YouTubeで学習 | ❌(手動申請) |
Category D | 発信・登壇・執筆 | 技術ブログ執筆、登壇など | ❌(手動申請) |
実際にやってみた獲得例
1. 記事読了(Category C)
- Tips for New Scrum Masters III - Scrum Alliance
- 所要時間:30分
- 登録SEU:0.5 SEU
2. 動画視聴(Category A または C)
- 公式Webinar(自動で反映されるものもあり)
SEU申請手順(手動の場合)
- Scrum Allianceにログイン
- 「My Dashboard」→「Manage SEUs」
- 「Add SEU」を選択
- 以下を入力して保存:
・Title:学習内容や記事タイトル
・Description:簡単な説明(例:「記事を読了し理解した」)
・Learning Category:B/C/D から選択
・Date Started / Completed:日付
・Hours spent:0.5時間など
・URL:対象記事や動画URL
・Proof:任意(Qiitaの投稿URLなど)
更新時の注意点
- 更新費用の支払いも必要(例:$100〜)
- 会社で支払う場合は、請求情報入力に「Tax欄のチェックを外す」など注意点あり
- 領収書の宛名変更などはサポートへ英語で依頼可能
おまけ:Qiitaで技術記事を書くとSEUになる?
→ Category Dに該当します!
Scrum/Agileに関する内容であれば、1時間あたり1 SEUとして申請できます。
例:この記事の執筆時間が1.5時間であれば「1.5 SEU」と申請可能。
まとめ
- SEUは「手動申請が前提」のものが多い(記事、動画、執筆など)
- 技術ブログ・記事執筆はSEUにカウントできる!
- 計画的にコツコツ貯めれば、資格更新がスムーズ!