その脱Notion、ちょっと待って!
最近脱Notionを考える傾向があるように思える。
理由は様々だが、主に入力値のブロックによりAIが扱いづらいといった傾向があるようだ。
しかし、それも時間の問題だという意見があり、そのうち良くなるという見解があった。
ブロックについては以下を参照
そして、その「良くなる」時が来たかもしれないということ。
先日、AnthropicからNotionのTool連携の発表があった。
本日、Claude に接続できるツールの新しいディレクトリを公開しました。ワンクリックでツールを検索して試すことができます。また、パートナー企業によって開発された、Notion、Canva、Stripe などのリモートサービスや、Figma、Socket、Prisma などのローカルデスクトップアプリケーションに接続する新しいコネクタも提供しています。
これで、Claude はユーザーと同じツール、データ、コンテキストにアクセスできるようになり、役立つアシスタントから、より関連性の高い応答を提供し、ユーザーのツール内で直接連携できる情報豊富な AI コラボレーターへと進化します。
これにより、各サービスとのネイティブサポートが行えることとなった。
これを利用すればNotionのAI活用に役立てるのでは!?と思い、やってみた。
設定
ここからNotionを有効にし、Notionへの連携を行うだけで使えるようになる。
やったこと
今回、自分がやったこととして、個人開発もしようと考えていたので、何か参考やトレンドとなるもののサイトってないかなと考えていた。
Claudeにはリサーチと呼ばれる機能があり、web上の情報を収集してくれたりするので、それと今回のコネクターの連携でやってみた。
まず、以下のように聞いてみた。
個人開発をする上で、ネタにするのに参考にできるサイトは何かありますか?
個人開発のアイデア探しに役立つサイトについてですね。より具体的な情報を提供するために、いくつか確認させてください:
どのような分野の開発に興味がありますか?(例:Webアプリ、モバイルアプリ、Chrome拡張機能、CLI ツールなど)
主にどんな目的で個人開発をされていますか?(例:スキルアップ、収益化、ポートフォリオ作成など)
開発経験やスキルレベルはどの程度でしょうか?
これらの情報をもとに、より適切なサイトやリソースをリサーチしてご紹介できます。
もうちょっと条件を絞る必要がありそう。
Product Huntのようなサイトを見つけてください
Product Huntのような個人開発のアイデア探しに役立つサイトをお探しですね。さらに詳しくリサーチする前に、いくつか確認させてください:
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国内サービス中心がよいですか、それとも海外サービスも含めて幅広く知りたいですか?
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特に興味があるのは「新しいプロダクトの発見」ですか、それとも「開発アイデアの需要調査」や「トレンド把握」でしょうか?
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無料で利用できるサイトを中心に探しますか、それとも有料サービスも含めて検討されますか?
これらの情報をもとに、Product Huntに似た有用なサイトを詳しくリサーチいたします。
まだ絞る必要がありそう。
開発アイデアの需要調査についてです。国内外問わずでいいです。無料のものをベースに探してください。
開発アイデアの需要調査に役立つサイトをお探しですね。Product Huntのような、実際のユーザーニーズやトレンドが把握できるサイトを詳しくリサーチいたします。
ここで初めてリサーチが始まる。
約6分ほどのリサーチが行われる。
結果は以下のような感じ(一部のみ)
次はNotionに追記させる。
その内容をNotionの[Notionのリンク]にNotionツールを利用して追記してください
各プラットフォームについて、具体的な利用者数や特徴、需要調査での活用方法を詳しく記載しています。これで個人開発のアイデア探しに役立つリソースが網羅的にまとまりました。
最初、Notionツールを使わずにやろうとして失敗したり、1件しか追記されなかったりしたが、無事追記することができた。
しかし、読みにくい。
ズラズラと並べられてるだけで可読性が低い。
ということで、テーブル形式にしてもらった。
その内容を、テーブル形式で記載して見やすくすることはできますか
はい、テーブル形式で整理して見やすくします。Notionページを更新いたします。
Notionのテーブル機能を活用して、情報を構造的に整理しました。これにより、各プラットフォームの特徴や活用方法が一目で分かるようになっています。
結果が以下。
うん、読みやすくなった。
まとめ
使い方はめちゃくちゃシンプルで、かつNotionとの連携もスムーズにできて、クオリティも程々によく、野良MCPを使うよりは精度高く使えることを感じた。
あらかじめフォーマットをチームで決めておくとか、Notionにフォーマットやテンプレートを用意しておいて、それを参考に追記してもらうとかすると運用できるのではないかと思う。
調査系のタスクならこれでも全然使えると思うし、使ったのはClaude Desktopだけなので非エンジニアの人でも使いやすいだろう。
是非、これを機に運用に取り入れてみてください。
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