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NotebookLMで"速くわかる"8つのワザ

に公開

はじめに

皆さん、

インプット疲れ、感じていませんか?🤔

  • 毎日毎日更新されるAI情報...
  • 公式ドキュメントがいっぱい...
  • 積読の技術書は10冊くらいある...。

正直、僕は"読むだけで疲れる"状態でした🫠

そこで頼ったのが、

Google の 「NotebookLM」でした

今では"毎日使うAIツール"になり、手放せません🫂

この記事では、“理解を速くする”ための具体的な8つの使い方を紹介します。

企業でも本格導入、そしてモバイル対応へ

企業利用も進み、DeNA南場会長も活用していると話題です。
DeNA南場会長も使う「NotebookLM」って何?

2025年にはモバイルアプリもリリースされ、使い勝手が一気に向上しました。

NotebookLMとは?

シンプルに言うと、“資料を読み込んで、その内容に基づいて答えてくれるリサーチAI”です。

対応しているファイル形式

  • ドキュメント: PDF、txt、Markdown
  • Google系: Googleドキュメント、Googleスライド、Googleドライブ
  • 音声ファイル: mp3(議事録生成に使える)
  • Web系: Webサイト、YouTube(字幕から内容を抽出)
  • テキスト: コピーしたテキストの直接貼り付け

つまり、入れるだけで“その資料専門のAIアシスタント”が誕生します。

主な使い方(3ステップ)

  1. NotebookLMにアクセス→ https://notebooklm.google.com/

  2. +新規作成 からノートブックを作成

  3. Googleドキュメント・URL・Youtube・PDFなどからデータ追加

理解を速くする主要機能8選

1. 音声要約(Audio Overview)

効果:30分の記事/動画 → 約8分の対談音声で概要把握

アップロードしたデータの内容を、2人のAIが対談形式で内容を解説してくれます

通勤中にポッドキャスト感覚で流し聴き。"すきま時間"が学習時間に変わります。

実体験:React公式ドキュメントを音声要約させたところ、
「ここが初心者がつまずきやすいポイントですね」 など“相棒感ある”会話まで自動生成されて、思わず「すげー」と声が出ました。

YouTube動画の活用例:英語の技術解説(30分)をURL登録 → 約8分の音声要約に圧縮。全体像把握には十分な内容です。(要約しすぎと感じたら“もっと詳しく”とリクエストすればOK)

カスタマイズ機能

  • 話し方/口調:敬語/砕け口調/関西弁/キャラ口調 など
  • 誰が話すか:新人×先輩の掛け合い、MC×ゲストの対談、講義形式…
  • スタイル指定:ニュース解説風、漫才風Q&A、会議の振り返り風など
  • 深さ・長さの調整:「高校生でも分かるように」「専門家向けに」「3分で聞ける長さで」
  • 目的別トーン:課題抽出モード/意思決定サマリー/ブレスト促進 など

例:

「ガンダムのアムロ(冷静な分析役)とシャア(挑発的なツッコミ役)の対談形式で、Next.jsのApp Routerを初心者向けに解説して。最後に“最初にやるべき3ステップ”も入れて。」

こうした“人格と文脈”の指定ができるので、ただの要約以上に記憶に残る理解体験が得られます。

2. 検索機能で効率的な情報収集

効果:リサーチの“ソース収集”が数秒で完了

2024年追加の内蔵検索で、NotebookLM内から直接関連記事を検索→そのままソース追加まで可能。

  1. 🔍左上の検索をクリック

  2. 例:「LLMのプロンプトエンジニアリング 書評」などで検索

  3. 要約付きで一覧表示 → ワンクリックでノートブックへ追加
    (さすが検索大手 Google、関連度の高い記事がきれいにまとまります)

3. ソースコード解析(uithub併用)

効果:リポジトリの“全体を踏まえた質問”がすぐ可能

https://uithub.com/ を使うとGitHubリポジトリをテキスト化し、NotebookLMに食わせやすくできます。
uithubとは?GitHubリポをワンクリックでMarkdown/JSON/YAML/PlaintTextに展開し、LLM向けに整形してくれるツール。

使い方(基本)
1. 対象リポジトリ URL の github.com を uithub.com に置き換える。
例)https://github.com/vercel/next.jshttps://uithub.com/vercel/next.js

2. 出力テキストをNotebookLMに貼り付け/インポート

質問例

「このライブラリの使い方を初心者向けに説明して」
「エラーハンドリングのベストプラクティスは?」
「パフォーマンス最適化のポイントを教えて」

→ 引用付きで回答してくれるので、検証が楽&ハルシネーション抑制。

4. 画像・グラフにも対応

効果:図表の“意味”を文章化して把握できる

NotebookLM自体は画像単体アップロード不可ですが、スライド/PDF内の画像・グラフ・図は質問できます。

  • アーキテクチャ図の説明
  • フローチャートの解釈
  • グラフの数値分析

回答には、関連画像が引用されることもあり、視覚的な資料の理解が向上します。

5. 議事録の要約・課題抽出

効果:1時間会議→5分で要点把握
会議後は、議事録を放り込んで以下を聞くだけ:

  • 「決定事項だけ抜き出して」
  • 「次のアクションアイテムは?」
  • 「技術的な課題をリストアップして」

私はまずNotion AI Meeting Notesで議事録を作成し、生成メモをNotebookLMへ。
https://www.notion.com/ja/product/ai-meeting-notes
さらに、こんな質問でプロジェクト全体の理解まで持っていけます:

  • 「1週間のタスクはどう進んでいる?」
  • 「このプロジェクトのユーザーニーズは?」

これだけで、課題の抽出やプロジェクト全体の理解まで一気に進みます。

6. マインドマップ自動生成

効果:長文資料を“深掘り”できる。

最新アップデートで、文章から一発でマインドマップを生成可能になりました。

  • クリックで展開/折りたたみ:階層構造が一目でわかる。
  • ノード単位で即チャット:気になる枝だけ深掘りできる。

テキスト → 可視化 → 局所質問、のループで循環学習が回ります。

7. チャットボット共有機能

効果:チームへの展開がURLひとつで完了

左上の 「共有」 から、作成したチャットボットを URLひとつで公開/社内共有 できます。

公開範囲も設定可(リンク知っている人のみ/特定ユーザー限定)。ナレッジ共有基盤として活用可能。

8. Chrome拡張機能でソース追加を高速に

効果:リサーチ開始前の“ソース収集”の効率化
NotebookLMには、Chrome拡張が2つあります。

Web Importer:見てるページを即ノートブックへ

閲覧中の Web ページを、そのまま保存。

Bulk Importer:URLをまとめて一括投入

複数URL(最大10個)を貼るだけで一括追加。“URL Processor”で一気に投入できます。

まとめ

NotebookLMは、情報をまとめて、構造化して、理解を助けてくれるツールです。

  • 資料を入れるだけで“その資料専用AI”が完成(簡易RAG的に使える)
  • 常にソースを参照して答えるため、ハルシネーションが少なめ
  • 音声要約/マインドマップ/要点まとめなど、アウトプット形式が多彩
  • URL共有でチームやクライアントと知識を即共有
  • しかも無料。月額ツールに比べ“まず試せる”のが大きい

“使えば使うほど育つAI”という感覚で、継続利用でどんどん使いやすくなります!
情報過多でキャッチアップ速度が求められる今、NotebookLMを使わない手はありません。

まだ触っていないならぜひ一度試してみてください👍

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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