武蔵中原駅
武蔵中原駅 | |
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南口(2011年11月) | |
むさしなかはら Musashi-Nakahara | |
◄JN 07 武蔵小杉 (1.7 km) (1.3 km) 武蔵新城 JN 09► | |
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所在地 | 川崎市中原区上小田中六丁目21-1 |
駅番号 | JN08 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■南武線 |
キロ程 | 9.2 km(川崎起点) |
電報略号 | ムナ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
26,234人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)3月9日[1][2] |
備考 | 直営駅(管理駅) |
武蔵中原駅(むさしなかはらえき)は、神奈川県川崎市中原区上小田中六丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)南武線の駅である。駅番号はJN 08。
歴史
[編集]- 1927年(昭和2年)3月9日:南武鉄道川崎駅 - 登戸駅間開通時に開設[1][2]。
- 1944年(昭和19年)4月1日:南武鉄道が国有化され[2]、運輸通信省南武線の駅となる[1]。
- 1961年(昭和36年)1月16日:貨物取扱廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[1][2]。
- 1988年(昭和63年)11月27日:下り線高架化[3]。
- 1990年(平成2年)12月20日:高架化に伴い、武蔵小杉方に0.2km移転[4]。
- 2000年(平成12年)9月8日:駅高架下にショッピングセンター「アルカード武蔵中原」がオープン[5]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」供用開始。
- 2005年(平成17年)10月2日:自動放送が東海道型からATOSに変更される。
- 2011年(平成23年)
- 2013年(平成25年)1月24日:発車メロディを川崎フロンターレ応援歌に変更。
- 2021年(令和3年)3月18日:駅ナカシェアオフィス「STATION WORK」のブース型「STATION BOOTH」が開業[7][8]。
- 2023年(令和5年)6月30日:1・4番線ホームでスマートホームドアの使用を開始[9]。
- 2024年(令和6年)2月14日:みどりの窓口の営業を終了[10]。
- 2025年(令和7年)3月10日:2・3番線ホームでスマートホームドアの使用を開始[11]。
駅名の由来
[編集]中原街道もしくは橘樹郡中原町の名称から採っている。既に省線長崎本線に中原駅(なかばる-)が存在するため、省線と連絡運輸を行う南武鉄道側が配慮して、旧国名である「武蔵」を冠称した。なお、中原町の前身である中原村が成立する前には、駅周辺に「中原」と言う地名は存在しなかった。
駅構造
[編集]島式ホーム2面4線を有する高架駅である。主に外側の線路が本線、内側の線路が鎌倉車両センター中原支所への出入庫線・快速の待避線として用いられる。
エレベーターと、上下方向ともにエスカレーターが設置されている。ただし、構造上の関係で、改札階とホームは直接の行き来はできず、いずれも踊り場での乗り換えが必要となる。
高架化される前は上り線が相対式ホーム、下り線が島式ホーム1面2線の計2面3線だった。
川崎統括センターの直営駅(管理駅)で、武蔵新城駅を管理している。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ![]() |
上り | 武蔵小杉・矢向・川崎方面[12] | 臨時列車発着時は2番線を使用 |
2 | 当駅始発や快速待避、臨時列車、
回送電車が使用 | |||
3 | 下り | 武蔵溝ノ口・登戸・立川方面[12] | 当駅始発や臨時列車、回送電車が
使用 | |
4 | 臨時列車発着時は3番線を使用 |
車庫があるため、早朝・午前・午後・夜間には、当駅が始発・終点となる電車がある。
また、南武支線で運転される車両も当駅から入出庫する。尻手駅 - 当駅間は回送扱いである。また、鶴見線の車両は鎌倉車両センター中原支所で検査を受けることとなっているため、その際に当駅に入線し、入出庫を行う。南武線・南武支線内は回送扱いとなる。
2014年(平成26年)3月15日のダイヤ改正から2015年(平成27年)3月13日まで、一部上り各停が2番線で快速の待ち合わせをしていた。
2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正より、土休日ダイヤの一部下り各停が3番線で快速の待ち合わせをするようになった。しかし、2019年(平成31年)3月16日のダイヤ改正で快速との接続は平日夕方川崎方面のみになった。
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改札口(2024年2月)
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ホーム(2024年2月)
発車メロディー
[編集]2013年1月24日から2025年3月14日まで、川崎フロンターレの協力の下でフロンターレの応援歌が発車メロディとして使用されていた[13]。
1・2 | ![]() |
「FRONTALE2000」 |
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3・4 | ![]() |
「FRONTALE20000」 |
駅構内設備
[編集]- 多機能券売機[10]
- 指定席券売機[10]
- 自動改札機
- gallery ooto - 川崎市立大戸小学校の児童の図画作品が飾られている。
- ビューカードATM「ビューアルッテ」改札外正面
- STATION WORK「STATION BOOTH」改札内
- 売店等
- NewDays武蔵中原店 - 改札外正面
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は26,234人である。
1995年度(平成7年度)以降の推移は以下のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1995年(平成 | 7年)33,156 | [* 1] |
1996年(平成 | 8年)33,104 | |
1997年(平成 | 9年)31,726 | |
1998年(平成10年) | 31,180 | [* 2] |
1999年(平成11年) | 31,492 | [* 3] |
2000年(平成12年) | [JR 1]31,152 | [* 3] |
2001年(平成13年) | [JR 2]31,757 | [* 4] |
2002年(平成14年) | [JR 3]31,811 | [* 5] |
2003年(平成15年) | [JR 4]30,358 | [* 6] |
2004年(平成16年) | [JR 5]29,916 | [* 7] |
2005年(平成17年) | [JR 6]30,416 | [* 8] |
2006年(平成18年) | [JR 7]31,012 | [* 9] |
2007年(平成19年) | [JR 8]31,423 | [* 10] |
2008年(平成20年) | [JR 9]31,396 | [* 11] |
2009年(平成21年) | [JR 10]31,122 | [* 12] |
2010年(平成22年) | [JR 11]32,613 | [* 13] |
2011年(平成23年) | [JR 12]33,182 | [* 14] |
2012年(平成24年) | [JR 13]33,785 | [* 15] |
2013年(平成25年) | [JR 14]34,735 | [* 16] |
2014年(平成26年) | [JR 15]34,434 | [* 17] |
2015年(平成27年) | [JR 16]34,563 | [* 18] |
2016年(平成28年) | [JR 17]34,909 | [* 19] |
2017年(平成29年) | [JR 18]35,044 | |
2018年(平成30年) | [JR 19]35,060 | |
2019年(令和元年) | [JR 20]34,198 | |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]23,950 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 22]23,779 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 23]25,107 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 24]26,234 |
駅周辺
[編集]高架下には2011年5月30日にリニューアルしたショッピングセンター「Beans武蔵中原」が出店し飲食店や食料品店、書店、100円ショップ、郵便局などがある。改札口からは駅前のエポックなかはら(川崎市総合福祉センター・旧「中原会館」)に直結する歩道橋が整備されている。
- 富士通川崎工場(登記上の本店)
- 等々力緑地
- 鎌倉車両センター中原支所
- 神奈川県道45号丸子中山茅ヶ崎線(中原街道)
- 南武沿線道路
- 川崎歴史ガイド(中原街道コースの総合案内パネルが当駅前に設置されている)
- エポックなかはら
- 神奈川県立新城高等学校
- 川崎市立大戸小学校
- 川崎市立西中原中学校
- 川崎市立聾学校
- ブックオフ武蔵中原店
- 東横INN武蔵中原駅前
バス路線
[編集]北口
[編集]「中原駅前」停留所にて、川崎市交通局、東急バス、川崎鶴見臨港バスが運行する路線バスが発着する。
のりば | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 | |||||||||||||
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1 | 川崎市交通局 | 溝04:小杉駅前 | ||||||||||||||
東急バス | 深夜急行:新横浜駅 | 降車専用 | ||||||||||||||
2 |
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鷺02:鷺沼駅 | ||||||||||||||
東急バス | ||||||||||||||||
川崎市交通局 | 「原01」は朝夕のみ運行 | |||||||||||||||
3 | ||||||||||||||||
東急バス | 溝の口駅 | 平日朝1本のみ運行 | ||||||||||||||
川崎鶴見臨港バス | 原62:元住吉 / 新川崎駅交通広場 | 毎日朝夕の3本のみ運行 | (朝の1本は元住吉行き) | {
南口[編集]「中原」停留所にて、川崎市交通局、東急バス、川崎鶴見臨港バスが運行する路線バスが発着する。
その他[編集]
隣の駅[編集]脚注[編集]記事本文[編集]
利用状況[編集]
関連項目[編集]外部リンク[編集]
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