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干隈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

干隈(ほしくま、ほしぐま)は、福岡県福岡市城南区早良区にまたがる地域。現行行政地名は干隈一丁目から六丁目(一〜二丁目が城南区、三〜六丁目が早良区)。

2017年7月31日現在の人口は城南区干隈が2,917人、早良区干隈が3,905人の合わせて6,822人[1]郵便番号は城南区干隈:814-0132、早良区干隈:814-0163。

概要

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概ね住宅街である。地区内のほぼ中央を北東から南西に早良街道が貫き、早良街道を境に東が城南区、西が早良区と分かれている。また、地区内のほぼ中央を南北に油山川が流れる。

歴史

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沿革

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  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、早良郡干隈村が周辺の村と合併し、早良郡田隈村となる。旧村名は田隈村の大字として残る。
  • 1954年昭和29年)10月1日 - 田隈村が福岡市に編入される。[2]
  • 1972年(昭和47年)4月1日 - 福岡市が政令指定都市となる。干隈は西区の一部となる。
  • 1977年(昭和52年) - 干隈一丁目に、大字干隈の一部を編入する。
  • 1982年(昭和57年)
    • 5月10日 - 西区の3分割に伴い、干隈の東側は城南区、西側は早良区の一部となる。
    • 年内 - 以下の通り異動が実施された。
      • 干隈二丁目に、大字梅林・大字干隈・大字野芥の各一部を編入する。
      • 干隈三~六丁目に、大字干隈・大字西脇・大字野芥の各一部を編入する。

町域の変遷

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住居表示実施後 実施年月日 住居表示実施前(各大字の一部)
干隈一丁目 1977年(昭和52年) 大字干隈
干隈二丁目 1982年(昭和57年) 大字梅林・大字干隈・大字野芥
干隈三丁目から干隈六丁目 1982年(昭和57年) 大字干隈・大字西脇・大字野芥

主な施設

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交通

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道路

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電車

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地区内に鉄道は通っていない。福岡市地下鉄七隈線梅林駅もしくは野芥駅が最寄駅である。

バス

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  • 西鉄バス
    • 干隈・城南郵便局前・干隈一丁目・大坪

脚注

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  1. ^ 登録人口(住民基本台帳等)”. 2017年8月13日閲覧。
  2. ^ 町村合併 福岡市公式ページ